前回、主婦「K」 さんのメールを取り上げさせていただきましたが、
昨日、再度 「K」さんからメールが届きました。
よく読んで下さっているみたいで、ほんとに、ありがとうございます。
「K」 さんのメールには次のようにあります。
「・・・私は、胃腸が弱く、胃潰瘍、とか、胃炎などで、長い間悩んできました。
そこで、一日一食を実行してみるのですが、一日目は、できたと思うと、
翌日は、どうしても食べ過ぎてしまうのです。
またやってみるのですが、今度も、食べすぎです。
何か、いい方法は、ないものでしょうか?・・・・・」
これは「K」さんだけではありません。
他の方でも非常にに多いようです。
実は、私も 「一日一食」 に至るまで、
「K」 さんと同じことを何度繰り返したか知れない一人です。
しかし、それまで、さまざまな方法を体験してきた私にとって、
自分にできる方法としては、もうこれしかないと、覚悟をするしかありませんでした。
「断食」や、甲田 先生の「超小食」 は、多くの、
難病患者にとって、きわめて有効だということは、
骨のずいまで知っているつもりですが、
意思の弱い私にとっては、とても 「独力」 で、
やりぬく自信が、持てなかったのです。
でも、「一日一食」 なら、そんな私でも、
ガンバレばやれそうだと思えたんですね。
失敗を繰り返し、試行錯誤 の連続であったにもかかわらず、
執拗に、続けてこれたのは、そんな気持ちがあったからなんです。
正確にはわかりませんが、自在に「一日一食」 をできるようになるのに、
多分、一年以上かかっていると、思います。 (苦笑)
今なら、「一日一食」 にしようと、決めたら、
それほど抵抗なく、スーッ と実行できるようになりました。
ちなみに、
「”空腹”が人を健康にする」(楽天)
で話題になっている医師の 「南雲」 さんは
、

完全な 「一日一食」 にいたるまで、
4年ほどかかったと、何かで、読んだ記憶があります。
また、ご存知だと思いますが、[東大のダイエット先生] も、
慣れるまでは、大変苦労されたようです。
(興味のある方は下記の本を参照してみて下さい。)
東大教授の型破り一日一食
著者の 加藤先生は、太っては、減量し、太っては、減量し、・・・・・、
これを35年間にわたって繰り返したとあります。
また、一日一食 を実行する事によって、「世の中が光輝いて見える」 と、
面白い表現をされています。
しかし、最初の数日は、苦痛で 「天井がゆがんで見える」
とも書いておられます。
武道を好む先生らしく、その表現がとてもユニークですが、
わたしなど、「たしかに、あたっているなあ」 と感心してしまいました。
というようなことで、独力で、「完全一日一食」 に成功するには、やはり時間がかかるのが普通です。
これまで、一日一食に関して、多くの方を見てきましたが、
その経験から言いますと、
「苦痛」や「倦怠感」 に悩まされる場合は、
まず、2食から入って、序々に慣れていくのが得策だと、
つくづく思います。
<注意点> を申し上げれば、
「ウツ」などの心の病がある場合は、一日一食 だけにこだわるのは、
よくないように思います。 やはり、医師の診断を受けて下さい。
最近メールを下さる方の中に、体の病気の他に「ウツ」を併発している方が、
ふえていますので、くれぐれも留意して頂きたいと思います。
それでは、「K」 さん、ガンバッテくださいね!
今日はこの辺で、次回でまた・・・・。